TOEICを受けるために、公式問題集を買ったけど、どうやって使っていいか分からないな~
このように思うことはありませんか?
実際にTOEICの勉強をするために公式問題集を買ったはいいもののどのように使ったらいいか分かりませんよね。
結論、TOEIC公式問題集は以下のように解くのが効率よく学習できます。
- 本番と同じ時間制限(2時間)で一度解く。
- 時間制限を設けないでもう一度解く。
- 時間制限ありなしの答え合わせをする。
- 時間制限ありなしでどちらも間違えた問題を抽出する。
- 間違った問題を復習する。
- 苦手分野をテキストで復習する。
- もう一度時間制限2時間で解いて確認する。
本記事は、以下の方に向けた記事です。
今回は、TOEIC850点をとった私がTOEIC公式問題集の効率的な使い方について解説していきます。
TOEIC公式問題集の使い方を初心者に解説
それではそれぞれ詳しく解説していきます。
①本番と同じ時間制限(2時間)で一度解く。
一番初めに行っていただくことは、本番と同じ時間で解くことです。
可能であれば、本番と同じ開始時間に初めて、音源もスピーカーでやるようにしましょう。
別に本番じゃないし同じようにやんなくてもいいんじゃない?
このように思うかもしれません。
しかし、本番に近い状態でやることは
以下のようなメリットがあります。
- 本番で緊張しにくくなる
- 本番の眠気を抑えやすくなる
- 頭が働きやすくなる
- リスニングも落ち着いて解くことが出来る
ですので、可能な限り、本番に近い状態で普段から練習しておくことで本番に実力を発揮できるようになります。
そんなこと言っても、できないときもあるよ。。
生活スタイル上、難しい場合もあります。
その時は、最低限本番と同じ2時間で解くことだけでも良いので行ってみてください。
本番と同じ条件で行うことで、ご自身の現状を大まかに把握することが出来るので、必ず取り組むようにしましょう。
②時間制限を設けないでもう一度解く。
二時間使って解き終わったー!よし答え合わせするぞー!
ちょっとまてー!!!バコっ!!(殴る音)
グはっ….
答え合わせ前に時間制限なしでもう一度問題を解くようにしよう
なんで。。答え合わせしたい。。。
たしかに、問題を解いたら早く答えが知りたいから丸つけをしたいですよね。
ですが、そこで一度落ち着いてください。
効率的に勉強を進めるなら、丸付け前にもう一度問題を解いた方が効率がいいのです。
理由は以下の通りです。
- 自分の本当の英語力を知るため
- 時間制限ありとなしでどっちも間違えた問題は自分が理解していない部分だから。
以上の理由から、丸付けする前に時間制限なしで問題をもう一度解くようにしましょう。
③時間制限ありなしの答え合わせをする。
①と②ではぞれぞれ時間制限ありなしで問題を解きました。
③では、
それぞれの丸付けを行って頂きます。
この際、間違った問題に印をつけておくと後々の作業が非常に楽になります。
④時間制限ありなしでどちらも間違えた問題を抽出する。
④では、時間制限ありなしでどちらも間違った問題を抽出します。
なぜなら、 時間制限ありなしでどちらも間違った問題 =自分が理解していない問題だからです。
この問題を優先的に復習すれば、効率的に点数を上げることが出来るよ!
時間制限ありで間違えたけど、時間制限なしで解けた場合はどうなるの?
このようなケースの場合、時間があれば解けるということなので、知識はある状態です。
ですが、問題を解く練習が不足しているので、問題を繰り返し解くようにしましょう。
説明だけでは、難しいと思うのでモデルケースを使って説明していくよ
モデルケース
制限時間あり500点
制限時間なし700点
目標点数800点
このようなケースの場合、制限時間ありなしの点数差は200点です。
そのため、この200点はTOEIC公式問題集を何回も練習することで伸ばすことができます。
一方で、
このケースでは目標が800点です。
そのため、残りの100点分は知識の欠落によるものです。
したがって、TOEICを800に到達するためには、テキストを使って苦手分野の復習する必要があります。
目標点数が700点の場合は、公式問題集を繰り返し解くだけでOKだよ!
⑤間違った問題を復習する。
⑤では間違った問題を復習していきます。
復習のポイントは以下の通りです。
間違った理由を考える(語彙不足、文法不足、読み間違い、聞き間違いなど)
時間制限ありなしでどちらも間違った問題は最優先で復習する
正解した問題でもカンで解いた問題は知識の欠落があるので復習する
時間制限ありなしでどちらも正解した問題は理解している部分なので解説をサラッと読む程度で十分。
⑥苦手分野をテキストで復習する。
⑤で苦手分野が分かったら、
復習していきます。
文法が苦手の場合、文法書を一冊復習することと、でる1000を使って復習するのをおススメします。
おススメの文法書やでる1000に使い方は以下の記事を参考にしてください。
単語が苦手な方は、一冊だけでいいので仕上げるようにしましょう。
おススメは金フレーズです。
金のフレーズがいい理由や単語の覚え方については以下の記事をチェックしてみてください。
リスニングが苦手な場合、多くは英文を見れば分かるけど聞くと分からないというケースが多いと思います。
そのため、聞き取れるための練習をする必要があります。
初心者におススメはTOEICpart1を使って練習することです。
なぜなら、part1は1つの文章が短いため、初心者がリスニング練習をするのに最適だからです。
具体的な方法は以下の記事を参考にしてください。
長文読解が苦手な場合、文法の理解不足、語彙不足あるいは精読が得意でない場合がほとんどです。
文法や語彙については先ほどの記事を参考にしてください。
精読の方法については、以下の記事を参考にしてください。
⑦もう一度時間制限2時間で解いて確認する。
最後に、復習した内容が本当に理解できているかを確認するために、もう一度問題を解きます。
解けていれば、復習した知識は定着したことになります。
一方で、もう一度間違えてしまった場合はテキストを使って復習するようにしましょう。
復習の際は、⑤~⑥をやればOKだよ!
まとめ
今回は、初心者向けにTOEIC公式問題集の効率的な使い方を解説しました。
ポイントは以下の通りです。
制限時間ありなしで公式問題集を解いて、苦手分野を抽出する。
抽出した苦手分野を中心に勉強する。
もう一度模試を解いて復習する。
是非、英語勉強の参考にして頂けたら幸いです。
それでは!
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