英文法の基本を勉強したいんだけど分かりやすいテキストってあるかな~?
文法書ってたくさんあるからどれがいいか分からないよ~
いざ、英語の勉強をやろう!と思っても、教材がありすぎて、どれを選べばいいか分からないですよね。
結論、
私がTOEIC初心者の方におススメする英文法のテキストは以下の3つです。
①Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル(著者:Mr.Evine)
②Evergreen(著者:川崎芳人ほか)
③安河内の英語をはじめからていねいに【完全版】(著者:安河内哲也)
今回は、TOEIC850点の私がなぜこれらのテキストが英語初心者におススメなのか詳しく解説していきます。
・英語の勉強を始めたけどどのテキストがいいか分からない人
・TOEICの対策としておススメのテキストを知りたい方
・TOEIC600点以上を目指したい人
私がTOEIC345→850まで上がったとき、どのような勉強法をしてきたかは以下の記事にまとめましたので、是非ご覧ください。
テキストの比較ポイント
私はテキストを購入するとき、
以下の3点を意識して購入しました。
・解説の分かりやすさ
→文法を理解することで知識が定着しやすいから
・TOEIC対策になるか
→多くの英語学習者はTOEICを目標の一つにしているため
・効率の良さ
→時間のない社会人はスキマ時間で勉強することが重要だから
各テキストの比較表
テキスト名 | こんな人におススメ | 値段 | ページ数 | 文法レベル | 問題の質 | 解説の分かりやすさ | TOEIC対策 | 勉強効率 |
Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル | 英語の試験対策で効率的に文法を勉強したい人 | \1,700+税 | 233 | 中学レベル | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 |
Evergreen | 中学、高校レベルの英文法を詳しい解説で勉強したい人 | \1,520+税 | 672 | 中学~高校レベル | 〇(別途問題集購入) | ◎ | ◎ | △ |
安河内の英語をはじめからていねいに【完全版】 | 基礎となる英文法を効率的に学びたい方 | \1,000+税 | 198 | 中学~高校レベル | △ | 〇 | 〇 | ◎ |
各テキストの位置づけ
それぞれのテキストが自分のレベルに合うか知りたいな~
このように感じるかもしれません。
そのときは、以下のグラフを参考にしてみてください。
各テキストの位置づけは分かったけどやっぱり選ぶのが難しい。。
このように感じることも
あると思います。
その時は、以下の質問を参考に選んでみてください。
Amazon website
https://www.amazon.co.jp
①Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル
テキスト概要
【価格】 \1,700+税
【ページ数】277ページ
【著者】 Mr.Evine
【出版社】株式会社アルク
実際につかった体験談
このテキストを私は
TOEIC800点を越えてから解きました。
解いてみて、
英語を始めた時に出会いたかった!!
という感想です。
英語の勉強を始めたばかりの方に必要な基礎となる知識を網羅的にカバーしていると感じました。
このテキストの特徴は以下の3点です。
・今日のポイントで、その単元の重要な部分を理解できる。
・問題を解きながら、文法を理解することができる。
・話すための文法の基礎を身に着けられる。
それぞれを詳しく解説していきます。
テキストの特徴
特徴1: 『今日のポイント』で、その単元の重要な部分を理解できる
今日のポイントは、
その単元で理解してほしい部分である
という著者からのメッセージです。
自分自身の目標の理解度が分かりやすくなるので、英語初心者にはおススメの指標になります。
特徴2:問題を解きながら、文法を理解することができる
多くの英語初心者の方だと、
問題を解きながら英文法を理解した方がいいという方が多いです。
このテキストは、穴埋め形式の問題が含まれているので、効率的にアウトプットすることが出来ます。
特徴3:話すための文法の基礎が身に着けられる
解説を読んでみたのですが、英会話でも使えるような説明が多いです。
例えば、
・be going to とwillの違い
・可算名詞、不可算名詞の違い
・前置詞のコアイメージ
などです。
多くの英語学習者は、
英語を話せるようになりたい!
と思うのではないでしょうか?
このテキストは、TOEIC対策だけでなく、英会話にも応用できるものになっています。
ですので、将来的に英語を話せるようになりたいと考えている方にもおススメの一冊になっています。
テキストはコンパクトなのに、説明の分かりやすさがgood。
初心者がまず一冊として選ぶべき参考書だと思ったよ!
②Evergreen
テキストの概要
【価格】 \1,520+税
【ページ数】672ページ
【著者】 川崎芳人ほか
【出版社】いいづな書店
実際につかった体験談
私がこのテキストを使ったのは、大学時代でした。(当時はForestという名前で販売されてました)
このテキストを使い始めたときのTOEICは400点だったよ。
当時の私は、
別な参考書を使っていたのですが、
解説が分かりにくく、
分かりやすい参考書は無いかと
探していたときに
見つけたのが
このForestというテキストでした。
このテキストの特徴は以下の2点です。
・英文法を覚えさせるのでは無く、理解させるように作られている。
・自分のレベルに合わせて、読む部分を選ぶことが出来る。
テキストの特徴
特徴1:英文法を覚えるのではなく理解する
現在完了形を例に説明していくね!
一般的な英文法書だと、
現在完了形とはhave+過去分詞で表され、継続、完了、経験の意味があり………。
もう分からん!!!!
このように、日本語での説明が多く、
分かりにくいですよね。
一方で、Forest(現:Evergreen)だと
以下のような説明になります。
(現在完了形の継続を例に)
現在完了形の継続は『ある状態が過去のあるときから現在まで続いてきた状態を表す』となる。
図で表すと以下のようになる。
どうですか?
文字だけより分かりやすくないですか?
このように、Forest(Evergreen)は文字の説明だけでなく
絵を使って説明してくれるので、
理解をより深めることが出来ます。
当時、このテキストを使って解説の分かりやすさに衝撃を受けたことを覚えています。
特徴2: 自分のレベルに合わせて、読む部分を選ぶことが出来る
Forestは、Part1(超基礎編)、part2(基礎編)、part3(応用編)の3つのpartに分かれています。
それぞれ、どのようなPartなのかを現在完了形で説明していきます。
Part1では現在完了形とは何か?過去形との違いは何か?のような概念的な部分を理解します。
Part1でざっくりとこれから学ぶ内容を知れたのが分かりやすかった!
次のPart2では、
現在完了形の基本を学んでいきます。
先ほども話しましたが、
文字だけでなく、
絵や図を使って説明されているので
非常に分かりやすいです。
TOEIC500点を越えるまでは、ここまでのPartをくりかえり勉強すればOKです!
途中にチェック問題もあるから、自分の理解度を確認するのに便利だったよ!
Part3では、応用編として未来完了形などを理解します。
内容の構成はPart2と大きく差はありませんが、TOEIC600を超えたい方はPart2までをしっかり理解した上でPart3をやるようにしましょう。
一方でデメリットもあります。
デメリットは、問題がほとんどないので、別冊を購入する必要がある点です。
問題を解きながら進めたい方には、
物足りないかな~と思います。
ですが、
それ以上に解説が分かりやすいので、TOEICの公式問題集で分からない文法があったら、Forest(Evergreen)で確認するのがおススメです!
③ 安河内の英語をはじめからていねいに【完全版】
テキストの概要
【価格】 \1,000+税
【ページ数】198ページ
【著者】 安河内哲也
【出版社】東進ブックス
実際につかった体験談
私がこのテキストを使い始めたのは
大学のアルバイト時代です。
当時は、塾でのアルバイトを行っており、英文法の指導でこのテキストを使っていました。
英語が嫌いな生徒でも、センター試験で7割をとるための基礎を身に着けることができました。
このテキストの特徴は以下の2点です。
・見開き1ページで完結する
・テキストが薄いので効率的にアウトプットできる
特徴1: 見開き1ページで単元が完結
見開きの左側に文法の説明、右側に例文とポイントが書いてあります。
特に、このポイントには単元で一番重要なことがまとめられています。
そのため、
時間が無い!という人でもこのポイントを見るだけでも勉強になります。
特徴2:テキストが薄いので効率的にアウトプットできる
ページ数も200ページもないので、1カ月程度あればサクサク英文法の基礎を復習が出来ます。
コンパクトサイズなんで、通勤時間などスキマ時間にサッと確認することが出来るよ!
また、各単元の理解度を確認するための穴埋め問題もあるのでアウトプットも短時間でできるようになっています。
まとめ
本日は英文法におススメのテキストを紹介しました。
まとめると以下の通りになります。
①Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル
英文法を効率的に勉強したい人におススメ。
②Evergreen
覚えるのではなく、理解するための文法書が欲しい人におススメ。
③ 安河内の英語をはじめからていねいに【完全版】
いつでもどこでも英文法を復習したい人におススメ。
是非、
テキスト選びの参考にしてください。
それでは。
にほんブログ村
コメント